焦点 看護ケアの質の評価指標と評価方法の開発
看護ケア構造指標の試用と検討—試案のプレテスト結果から
内布 敦子
1
,
河野 文子
1
,
高谷 裕紀子
1
,
和泉 成子
1
,
片田 範子
1
,
柴田 秀子
2
,
三上 由郁
2
,
青本 さとみ
2
,
小竹 雪枝
2
,
鈴木 真知子
3
,
鈴山 久代
4
,
磯村 須眞子
5
,
遠藤 俊子
6
1兵庫県立看護大学
2前:兵庫県立看護大学
3滋賀医科大学
4兵庫県立尼崎病院
5兵庫県立こども病院
6山梨県立看護短期大学
pp.117-124
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900445
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はじめに
先行研究によって明らかになった看護婦の技術を実現するのに必要な構造上の評価項目を,前掲論文でDonabedianの質評価の枠組みに沿って提案し,その評価内容や方法を考案した。実際に4病院(8病棟)でプレテストを行なった結果,試案として作成した評価内容と評価方法についていくつかの問題点が明らかになった。検討は,構造上必要と考えた16項目のそれぞれについて設定した内容と方法で評価することができたかどうかという視点で行なわれた。16項目に沿ってプレテストの結果を検討したので報告する。
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