焦点 看護ケアの質の評価指標と評価方法の開発
看護ケア構造指標の開発と検討—試案作成まで
内布 敦子
1
,
河野 文子
1
,
高谷 裕紀子
1
,
和泉 成子
1
,
片田 範子
1
,
柴田 秀子
2
,
三上 由郁
2
,
青本 さとみ
2
,
小竹 雪枝
2
,
鈴木 真知子
3
,
鈴山 久代
4
,
磯村 須眞子
5
,
遠藤 俊子
6
1兵庫県立看護大学
2前:兵庫県立看護大学
3滋賀医科大学
4兵庫県立尼崎病院
5兵庫県立こども病院
6山梨県立看護短期大学
pp.105-116
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900444
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開発の経過概要
構造指標案は,1995年度の研究で明らかになった看護婦の技術(『看護研究』第29巻第1号)を実現するためには,構造上どのような項目を保証しておけばよいかという視点で検討したものを,整理して試案とした。
まず,1995年の結果として抽出された構造の項目(表1)を背景となるデータを考慮しながら内容を分析し,15項目に分類した。さらに過程の項目,結果の項目を検討する過程で構造上必要と思われる項目として「インシデントレポートがある」という項目が検討され,全部で16項目となった。これら16項目についてそれぞれどのような方法でどのような内容を調査すればよいか検討した結果,提案されたのが表2に示した評価内容と評価方法である。
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