特集 看護教育における教育方法 Clinical Judgementはどのように育てられるか
第6章
シンポジウム
Ⅱ.小児看護を学ぶ学生の臨床判断の成長
片田 範子
1
1聖路加看護大学
pp.429-432
発行日 1990年9月15日
Published Date 1990/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900268
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私は小児看護を聖路加看護大学で教えている立場の者としてお話ししたいと思います。
私は,臨床判断ということを学ぶということは,子どもが何を必要としているか,どのように接したらいいか,それから具体的にどういうふうに接するか,こういう一連の流れの判断をしていくことだと思います。臨床で行なわれることはもちろん,それに向けていろいろな準備学習をすることも,臨床判断の成長に役立つと思っています。大きくは「子どもとの経験」と「流れ」をお話しいたしますが,中心は「予どもと看護」といった事例を通しながらのお話をさせていただきたいと思います。
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