PEPORT
患者の中から見出せる看護研究のテーマ—(日本看護研究学会・近畿四国地方会活動より)
近田 敬子
1
1京都大学医療技術短期大学部
pp.554-558
発行日 1991年10月31日
Published Date 1991/10/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900054
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セミナーの概要
NEW看護学セミナーは,日本看護研究学会・近畿四国地方会事業の一環として,1988年から開始している活動である。これは,看護領域の学問的刺激を得ること,ならびに学問的力を発揮するために,身近な学習を深めて,各学会員の力を貯えたいという思いから出発したものであり,地方会学術集会とは別途の活動である。
ちなみに,過去の活動状況を挙げてみると,1988年は“看護研究の立案からパソコンによるデータ処理までの実際1)”と題して,研究基礎の講義および研究過程上での各自の疑問の解明,さらにパソコン操作などに関する研究会を持った。1989年は“看護診断2)”を主題にして,外国人講師を招いて,その解説や質疑応答などから学識を深め,これらの活動成果を第16回日本看護研究学会総会(玄田公子会長)のメインテーマにつなげた。
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