グラフ
四国地方の癌医療の核として—国立病院四国がんセンター
pp.101-106
発行日 1982年2月1日
Published Date 1982/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207661
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昨年末の厚生省の死因別統計の昨年7月までの概算によると,悪性新生物が第1位になったという.正に,悪性新生物対策は20世紀後半における医学の最大の課題となった,と言えよう.国はこの癌対策の一環として,国立がんセンターを昭和37年に開設し,その後,地方がんセンターとして国立札幌病院,国立呉病院,九州がんセンター,及び四国がんセンターを位置づけた.
国立病院四国がんセンターは四国地方第1の都市松山市にある.国鉄松山駅からバスで約5分,ビジネス街,繁華街などと堀を隔てた堀之内地区の一角にある.
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