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焦点 人間-環境系の看護研究・1
海外文献
拘束を減らすための環境改善
Modifying the Environment to Decrease Use of Restraints
Joanne Rader
1
,
北島 謙吾
2
1Benedictine Nursing Center, Oregon Health Sciences University
2藍野学院短期大学
pp.436-441
発行日 1991年10月15日
Published Date 1991/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900043
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拘束を減らすための環境改善
ナーシングホームは,一部の入所者にとって,特別な適応を要求する環境である。さらに入所者の大半は,これらの環境に適応することが苦手であったり,その能力にも欠けている人々である。したがって,看護者は,入所者のニードが反映した環境になるようにこれを改善する責任がある。
環境とは,人が取り囲まれている境遇,対象,あるいは状態と定義できる。その中には身体・物理的,心理・社会的な側面も含まれている。身体・物理的な側面については,建築上の特徴である採光,床,部屋の大きさや室内配置1)と,ベッドや椅子などの備品,さらに身体拘束具,移動補助具,ベッド柵,安全装置,警報システムのような設備・装具までもが含まれている。
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