特集 地元創成看護学の可能性—地元から看護学を創るために
扉
『看護研究』編集室
pp.439
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202022
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近年の地方創生の動きの中で,日本学術会議健康・生活科学委員会看護学分科会は,2020年,「「地元創成」の実現に向けた看護学と社会との協働の推進」という提言を発出しました。「地元創成看護学」という独自の名称のもと,これを「地元の人々の健康と生活に寄与することを目的として,社会との協働により,地元の自律的で持続的な創生に寄与する看護学」と定義し,人口減少と少子高齢化などわが国の直面する重要な課題の解決に向け,新たな看護学の方向性を打ち出しました。
本特集ではこの地元創成看護学を中心に取り上げ,新たな学問としての可能性や意義について考えるとともに,それぞれの地域(地元)で,地域とともに看護の発展に向けて取り組んでいる看護系大学の実践を紹介していきます。特集を通して,地元のもつ力と看護学の可能性を見いだしていきたいと思います。
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