特集 「ケアの意味を見つめる事例研究」の実践への拡がり
「ケアの意味を見つめる事例研究」の実践での活用と成果
院内継続教育プログラム—ラダーレベル別研修での活用—さいたま赤十字病院の取り組み
濱谷 寿子
1
,
佐野 由紀子
1
,
本多 優子
1
,
仁昌寺 貴子
2
1さいたま赤十字病院
2日本赤十字看護大学さいたま看護学部
pp.262-274
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201992
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A 院内研修での位置づけと導入の経緯
濱谷寿子 さいたま赤十字病院 看護副部長
研修の位置づけ
さいたま赤十字病院の概要
さいたま赤十字病院は,埼玉県さいたま市に位置する638床の高度急性期病院です。
1934年創立の歴史を持ち,赤十字理念である人道・博愛の精神に基づく地域に根差した医療を提供し続けてきました。2017年にさいたま新都心へ移転後5年が経過し,さいたま市人口132万人をカバーする高度救命救急センターや隣接する埼玉県立小児医療センターとの協働により総合周産期母子医療センターを運営し,地域医療支援病院,がん診療連携拠点病院,基幹災害拠点病院としての役割機能を果たせるよう努めています。
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