特集 —若手研究者が挑む—国際基準のエビデンス構築のための実験研究 徹底解説
扉
山上 優紀
1
,
大村 優華
2
,
植木 慎悟
3
,
『看護研究』編集室
1奈良県立医科大学医学部医学科疫学・予防医学講座
2大阪大学国際医工情報センター
3九州大学大学院医学研究院保健学部門看護学分野
pp.275-276
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201892
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本誌では2004年,「看護実践につながる実験研究」と題する特集を組みました(37巻1号)。EBP,implementation researchなどが大きな潮流となっている現在,エビデンスを創りだす実験研究の重要性は,一層高まっていると思われます。
その中で,日本における実験研究はいまどのような状況にあるでしょうか。昨年の第40回日本看護科学学会学術集会において,「看護実践における国際基準のエビデンス構築の試み—臨床での看護実践に生かせる実験研究をしよう」というテーマのもと,意義ある交流集会が行なわれました。本特集では,この交流集会を企画し,実験研究の成果を積極的に海外に発信してきた気鋭の若手研究者の先生方とともに,改めて実験研究の基本から,若手研究者としてのさまざまな経験まで,多様な要素を織り交ぜながら徹底解説し,実験研究の醍醐味と意義を見いだす特集企画を組むこととしました。
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