特集 看護研究における報告ガイドライン1
報告ガイドラインは何が優れているのか—具体的な活用場面から考える
宮下 光令
1
1東北大学大学院医学系研究科保健学専攻緩和ケア看護学分野
pp.59-65
発行日 2020年2月15日
Published Date 2020/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201715
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はじめに
報告ガイドラインは「論文執筆時に使うもの」と,読者の多くの方々は考えられてはいないだろうか。もちろん,当初はその目的で作成されたのであるが,報告ガイドラインは研究の計画時から最終的な査読の対応まで,研究のすべてのプロセスで活用されるべきものである。本稿では,論文執筆時のみならずさまざまな活用場面を紹介しながら,ガイドラインの意義と今後のさらなる活用可能性について考えていく。
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