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海外論文
看護過程,学生の属性,および指導方法
Nursing Process, Student Attributes, and Teaching Methodologies
Jeanette F. Kissinger
1
,
Barbra A. Munjas
2
,
小野寺 杜紀
3
1School of Nursing, Medical College of Virginia, Virginia Commonwealth University(内科-外科看護)
2School of Nursing, Medical College of Virginia, Virginia Commonwealth University(精神衛生看護,社会学)
3埼玉県立衛生短期大学
pp.427-433
発行日 1982年7月15日
Published Date 1982/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201050
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本研究は,看護過程の指導に用いられた方法,看護過程を用いる学生の能力,および学生の次のような属性,すなわち場に関連した知覚機能,衝動性,制御状態,集中-拡散的思考能力,学業能力との間の関係を調査した。データは,6施設における最初の臨床看護コースの開始時と終了時とに201人の学生から収集した。集団図形はめ込みテスト,異用途テスト,および推論力テストの平均得点は明らかに増大した。最も多く用いられていた指導方法は教師が中心になって提示する方法であり,最も少ない方法は個別的カンファレンスであった。指導方法に関する諸結果は臨床コースを教育している77人の教員による回答に基づいた。看護過程を用いる能力,推論力,制御状態,および小集団討議に費された時間の少なさとの間に有意な関係がみいだされた。
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