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焦点 セルフケア
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ドロセア・オレムのセルフケア実践モデルの分析と適応
Analysis and Application of Dorothea Orem's Self-Care Practice Model
Elaine G. Whelan
1
,
小野寺 杜紀
2
1Bergen Community大学看護学部
2埼玉県立衛生短期大学
pp.460-465
発行日 1987年10月15日
Published Date 1987/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200948
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看護教育におけるカリキュラムの計画は,過去10年間を通じ,徐々に洗練されはじめてきている。看護の「諸理論」が出現し,さまざまなカリキュラムモデルの基礎となりつつある。看護の教育,実践,および研究にとって適切な1つのモデルが,ドロセア・オレムのモデルといえよう。
看護教育者は,多種多様な看護「諸理論」を扱った文献に絶えず接している。看護教育者1人1人が,今日の主要な理論家のモデルに関する知識を若干なりとも得ることにより,恩恵を受けるに違いない。ドロセア・オレムの理論は,米国の膨大なカリキュラムの基礎をなしている。したがって,オレム理論を概観した素材が,簡潔に提示されることによって,カリキュラムの企画や修正にあたって,教員が彼らの学部プログラムの現在の計画に対し,選択的にアプローチを追求する機会をもたらすことになるであろう。
本論文は,そのようなニードを満たすための1つの試みである。
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