NURSING THEORY 看護理論ってなあに?・36
オレム看護理論を読む[2]—セルフケア理論とセルフケア不足理論
小野寺 杜紀
1
1埼玉県立衛生短期大学
pp.80-81
発行日 1989年1月1日
Published Date 1989/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922184
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看護とは看護婦の技能から生まれるものであり,1つのヒューマンサービスである.従って看護婦は,自分自身と自分たちのケア下に置かれた人々と,そして両者の間の関係を熟知していなければならない.熟知した上で独特の行動を作り上げることが可能となり,また看護の実践が予測可能にして実りある知識を蓄積していくことができるようになる.そのために私たちは,上記の諸関係を十分網羅し,実践の場に応用しうる看護理論を学習していくのである.
オレムは看護について,次のように述べている.
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