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看護研究における現象学的アプローチ
The Phenomenological Approach in Nursing Research
Carolyn Oiler
1
,
黒江 ゆり子
2
1Kean College B. S. N. 課程
2元:聖路加看護大学
pp.431-438
発行日 1986年10月15日
Published Date 1986/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200898
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現象学(phenomenology)1)は,哲学の一思潮であるとともに,研究対象に向かう時の1つの接近方法,あるいは技法でもある。現象学では,経験(experience)が非常に重要な意味をもつ。その点から考えても,現象学は看護の価値体系と調和をみる。本論文は,現象学で取り扱われる主題およびその方法論,そして現象学的研究方法を,どのように看護研究に導入すればよいか,を紹介するものである。現象学に含まれている諸要素は我々ナースにとって親しみやすい要素であること,また我々はこれを研究技法の1つとして容易に受け入れることができるということ,が理解されるであろう。
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