焦点 患者の環境の安全と看護に関する研究
座談会
安全性を考える看護的視点—看護基準の再検討を
小木 和孝
1
,
川島 みどり
2
,
加藤 万利子
3
,
林 佐多子
4
,
奥山 孝子
5
,
津田 佳世子
6
1鉄道労働科学研究所・労働生理研究室
2東京看護学セミナー
3神奈川県立看護教育大学校
4東京女子医科大学付属病院・整形外科
5東京都立松沢病院・心理判定
6東京大学医学部保健学科・保健管理学
pp.12-28
発行日 1976年1月15日
Published Date 1976/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200446
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津田(司会) 患者の安全そのものが看護そのものであると言っても言い過ぎでないくらい,安全ということは常に問題にされてきたことですけれども,翻って私たちが求めていた患者の安全というのは一体何だったのかということを考えてみますと,そこに具体的なイメージが自分自身得られないというのが現状であるということに気がついたわけです。
そこで,われわれが看護婦として追求していく患者の安全といったものは一体何なのかということを,ここでもう一度振り返ってみたいと思うわけです。
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