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シンポジウム 看護における諸問題の調査へのアプローチと看護科学の開発
序論
Introduction
Rozella M. Schlotfeldt
1
,
手塚 あけみ
2
1ケース-ウエスタン-リザーブ大学・フランシス-ペイネ-ボルトン看護学校
2元:虎の門病院小児科
pp.14-15
発行日 1973年1月15日
Published Date 1973/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200325
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- Abstract 文献概要
知識――いわゆる実証科学――に対する人類の探求は,啓蒙時代以来絶えず増大し,且又加速度を増して来ている。我々の社会において科学に置かれている価値は,研究に投ぜられた時聞とか費用とかによってだけではなく,科学者がいかに尊敬を受け名誉を与えられているか,その度合によつて証明される。
科学者の"科学としての"世界観は,その他の人間の世界観とは異なっていると言える。更に,科学者の中でも,それぞれが特定の世界観を持ち,他のすべての科学者の世界観とは全く異なっているとも言える。こういった違いが生じるについては,少なくとも2つの理由がある。
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