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特集 実践科学としての看護学のための理論
第I部 一般理論
シンポジウム"看護における理論開発"
諸理論の中の一理論:状態に関する論文
A Theory of Theories: A Position Paper
James Dickoff
1
,
Patricia James
1
,
長谷川 斐子
2
1エール大学
2国立予防衛生研究所
pp.290-297
発行日 1970年7月15日
Published Date 1970/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200196
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この論文には二つの重要な問題,第1に理論とは何か,次に看護理論とは何であろうかという問題に関しての見解が述べられている。さらに看護理論を認め,発展させるためのむずかしさについて次のような見解をとっている。すなわち,一方では理論をどのように表現するかという概念的混乱,他方では看護や他の分野においても――各分野の基本的な目的を無にする人々でさえ――保障もなく存するよりはむしろ,またはもっと重要な保障に対してあえてへまをおかすよりは,むしろ組織上の保障をうるという傾向である。
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