連載 未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場・62
兵庫県立総合衛生学院 助産学科
pp.470-473
発行日 2020年6月25日
Published Date 2020/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201559
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沿革・教育理念
こんにちは。兵庫県立総合衛生学院助産学科(以下,本学本学科)です。本学は,山と海に囲まれ,人情にあふれるアットホームな街,神戸市長田区に位置します。助産師,看護師,歯科衛生士,介護福祉士を養成する専修学校であり,兵庫県の保健医療福祉を担う人材を育成しています。助産師を養成する専修学校としては県内唯一の施設です。1972年に開校,1995年に起きた阪神・淡路大震災を乗り越え,50年の歴史と伝統を誇ります。
「生命の尊厳と人権の尊重を基調として,豊かな人間性や社会性を培い,社会に貢献し得る質の高い保健医療福祉従事者の育成をめざす」を4職種共通の教育理念としています。本学科では,出産を核として,女性の一生の健康をサポートできる助産師の育成をめざします。開校から現在まで,輩出した助産師の数は約800名,県内を中心に,病院,診療所,助産所等で,高い専門性を発揮し,第一線で活躍しています。
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