連載 未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場・5
福島県立総合衛生学院助産学科
pp.422-424
発行日 2015年5月25日
Published Date 2015/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200205
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「桃源郷」にある助産師養成所
福島県立総合衛生学院(以下,当学院)が所在する福島市渡利地区には,日本を代表する写真家故秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と称賛し毎年訪れていた花見山公園があり,春には,ウメ,ハナモモ,数種類のサクラ,レンギョウ,ボケ,サンシュユ,モクレンなどの花々が一斉に咲き競います。歩いて行ける「桃源郷」で毎春行なわれる学生交流会は,当学院の名物として学生に喜ばれています。
このような自然環境に囲まれた当学院は,福島県の保健医療の需要に応えるため,1971(昭和46)年4月,社会環境の変化,疾病構造の多様化,医療の進歩に対応できる優れた助産師や看護師などを養成することを目的に設立されました。現在は,助産,看護,歯科衛生,臨床検査の4学科があり,各学科の専門性・特殊性を活かした総合教育を通して,医療従事者間の相互理解と連携強化等について学び,保健・医療の向上に貢献できる人材の育成を目指しています。
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