学園だより
福島県立総合衛生学院臨床検査学科
山田 正弘
1
1臨床検査学科
pp.950
発行日 1988年7月1日
Published Date 1988/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204651
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■沿革
福島県立総合衛生学院(学院長・伊藤司,福島市渡利字中角61)は,1971年にそれぞれ独立して設置されていた保健婦,助産婦,看護婦,歯科衛生士,歯科技工士,臨床検査技師の養成施設を統合し,6学科を擁する総合医療技術者の養成施設として発足した.その中でも臨床検査学科の歴史は古く,衛生検査技師法制定以前の1955年に福島県立衛生技術員養成所(2年課程,定員10名)として福島県衛生研究所に付属して開設され,その後,衛生検査技師法の施行により衛生検査技師養成所と改め,定員も20名となった.衛生学院に統合された後,1973年には技師法の改正にょって臨床検査学科(3年課程,定員20名)と改称されて現在に至っている.開設以来送り出した卒業生数は437名(61年度現在)である.
1981年には学院創立10周年を記念して校歌「この青春のときに」(みなみらんぼう作詞・作曲)を,1985年には校章,校旗を制定した.さらに1988年には臨床検査技師教育カリキュラムの改正に伴って校舎の増改修工事を行う予定であり,施設の整備と教育内容の充実を図り,専門医療技術者の教育施設として進展を見ている.
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