連載 りれー随筆・412
夢と2人の先生を追っかけて
高田 恵子
1
1NPO法人いのちの応援舎ぼっこ助産院
pp.426-427
発行日 2019年5月25日
Published Date 2019/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201271
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「いつか絶対助産院で働きたい」
助産師学生だった私が初めてぼっこ助産院を訪れた日の日記の1文です。私が勤務するNPO法人いのちの応援舎ぼっこ助産院は,山本文子先生,眞鍋由紀子先生をはじめとするたくさんの人の夢が詰まった場所です。12年前,助産院の喫茶室で無垢材の大きなテーブルを囲んで,山本先生と眞鍋先生にいのちの応援舎への思いや,ぼっこ助産院でのお産の話を聞かせていただきました。帰り際,同級生の1人が,先生たちに「手を見せて欲しい」とお願いし,山本先生と眞鍋先生の手を見せていただき,握手をしました。お2人の温かい手に触れ,こんな助産師になりたいと思いました。前回りれー随筆を書かれた松尾助産師が,2015年6月にきっかけを作ってくださり,「助産院で働く」という私の夢が実現しました。
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