巻頭言 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    金々先生造薬夢
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                斎藤 十六
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1千葉大学医学部第2内科
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.3
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1966年1月15日
                  Published Date 1966/1/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201535
                
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- 文献概要
呼吸系の疾患に使う薬物で,これはと思うほどの新しいものが最近,作られていない。新薬といっても,ほとんど,そのすべては,既知の変型といってもよいものばかりである。Aviadoの新著「The Lung Circulation '65, 2 vols.」を読みながら,新春の長閑さについ睡くなり,それを枕にして——
呼吸強盛薬:Schmidtは,呼吸調節の研究からして,刺激薬の呼吸中枢にたいする働きかたと,他の神経中枢にたいする働きとを区別することが,当面の最大関心事であるといった。呼吸にかんするネウロンと,他のネウロンとの差が,もっと理解されるならば,痙攣作用の全くない,しかも,呼吸中枢にたいして選択的に働く新しい刺激薬が開発されることになる。
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