助産テラス
—ジョーン・ドンリー—「助産師か,さもなくばモアか?」—スピーチ全訳(後編)
古宇田 千恵
1
1日本妊産婦支援協議会りんごの木
pp.132-138
発行日 2018年2月25日
Published Date 2018/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200948
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スピーチ後編を翻訳するにあたって
「妊婦健診で出会った妊婦の出産に立ち会いたいけれど,3交替勤務だからできない。職場の助産師全員でバースプランを共有しているつもりだけれど,初めて会う産婦の望む出産をどれだけわかっているのだろうか。でも,職場にはこの気持ちを理解してくれる人がいない。職場の管理体制を変えることはできない。もうどうしたらよいのかわからない」と心を痛めている人もいるだろう。職場の管理体制に従えば,産婦の気持ちをないがしろにすることになる。
あなたがそのような苦しみを感じているとしたら,それは,あなたが助産師として正しい道に向かおうとしているからだ。先月号から引き続いて紹介するジョーン・ドンリー(Joan Donley)のスピーチ「助産師か,さもなくばモアか?」は,あなたが助産師として正しい道を進むヒントを与えてくれるに違いない。
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