連載 未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場・7
独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター附属岡山看護助産学校助産学科
pp.594-597
発行日 2015年7月25日
Published Date 2015/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200252
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地域に貢献できる助産師に
岡山看護助産学校(写真1)は,2011(平成23)年4月に助産学科(1年課程)が新たに開設され,看護学科とともに2学科をもつ専門学校となりました。岡山看護助産学校助産学科(以下,本学科)は中国四国地区に国立病院機構の助産学科がないことを受けて,機構に貢献できる助産師の養成校としてスタートしました。今年度で5年目を迎え,卒業生は71名となりました。
助産は,命が次世代へとつなげられていく人生の第一歩を直接支え,母子とその家族の健康な成長にかかわるリプロダクティブヘルスの支援です。妊産婦の主体性を重んじ,その意思決定を支え,倫理的感受性をもって母子にとって最良とは何かを考えることのできる力の育成を目指しています。
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