連載 病院めぐり
国立岡山病院
福井 秀樹
pp.1038
発行日 2000年8月10日
Published Date 2000/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904116
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岡山は“晴れの国 岡山”として,1年を通して日本で一番晴れの日が多い天地の恵みに溢れたすばらしいところです.地域的にも中・四国の要所にあり,島根,鳥取,高知への連絡は,JRでも高速道路でも非常に便利です.国立岡山病院は県南の人口60万人の県都岡山市にあります.昭和20年当時の陸軍病院より引き継いだ当院は,昭和36年,JR岡山駅より1.5km北の現地に,当時としては最も近代的な病院として移転し,現在に至っています.
その後,小児医療,地方腎移植および循環器の3センター,臨床研究部が開設され,さらにエイズ治療拠点病院となり,中国地域の基幹病院となっています.ベッド数は585床,診療科は,形成外科が昨年新設されて計23診療科となりました.医師数はレジデント24名,臨床研修医23名を含め110名です.平成4年より,開放型病院として内科,小児科が開放病床を有していましたが,平成11年より産婦人科も参加しています.
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