連載 WORLD NEWS 助産のトピックス・5
カリフォルニアのマタニティーケア改善計画報告会—帝王切開率を下げ妊産婦死亡率減少を目指す
高橋ゴールドマン 浩美
pp.416-419
発行日 2015年5月25日
Published Date 2015/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200203
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2014年10月1日(水)午後0時から1時30分(現地時間)にかけて,アメリカのカリフォルニア州サクラメントで,カリフォルニアのマタニティーケア改善計画の報告会が行なわれました。当日は会場に集まった人たちのほか,800人近くがインターネットを通じて参加しました。報告会の様子は今でもインターネット上で見ることができます(Briefing Improving Maternity Care in Californiaで検索)。同じホームページ上のDOWNLOADSをクリックすると,報告会で使用されたパワーポイントの資料もすべて閲覧できます。
この報告会はCalifornia Healthcare Foundation(CHCF)という非営利公益団体が主催しました。CHCFはカリフォルニア州に住むすべての人によりよい医療が提供されるよう,1996年に設立された機関です。医療の質の向上,効率化の促進,そして費用の抑制に貢献するようなアイディアを支援するべく,年間3500万ドル(40億円)をさまざまな団体に助成金として支給しています。
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