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第1回日本周産期精神保健研究会レポート
宮崎 雅子
pp.368-370
発行日 2014年4月25日
Published Date 2014/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102778
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日本周産期精神保健研究会は2009(平成21)年11月,周産期新生児医療に携わる有志33名が思いを結集し,他職種間の理解や共働を目指して発足した。会の目標に医療を受けた子どもと家族が幸福な社会生活を送れるよう支援することを掲げ,医学的アプローチに加え精神保健のアプローチが重要と考え,これまで年2回合計5回の地方セミナーを開催してきた。現在,顧問に堀内勁氏(聖マリアンナ医科大学小児科学教室),理事長に側島久典氏(埼玉医科大学総合医療センター新生児科医),副理事長に佐藤秀平氏(青森市立病院センター長・産婦人科医)と橋本洋子氏(山王教育研究所・臨床心理士)が就任している。会員数は171名。そのなかで助産師は19名である。
今後さらに赤ちゃんと家族の幸せな出会いを支える大きな輪ができることを願い「親子の物語が始まるとき,私たちにできることは?」をテーマに,2013年11月2~3日,大阪市中央区の松下IMPホールにて第1回日本周産期精神保健研究会を開催した。600名を越える参加者で会場は満席となった。
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