実践報告
南房総地域小中学校における思春期教育
熊澤 美奈好
1
,
若松 優
2
,
西平 真里沙
2
,
笠原 小百合
2
1亀田医療技術専門学校
2亀田総合周産期母子医療センター
pp.1068-1071
発行日 2013年12月25日
Published Date 2013/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102662
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小中学校・病院・助産師学校のコラボレーション
眼前に広がる太平洋の海原,美しく咲き誇る色とりどりの花々,広いグランドにこだまする元気な子どもたちの声,千葉県南房総地区の小中学校の風景である。
亀田医療技術専門学校(以下,本校)・亀田総合病院が一体となって地域の小中学校への思春期教育を行なうようになっておよそ10年を数える。思春期の教育が助産師業務として期待される一方で,助産師学校の現状をみると,1年間の助産師教育では周産期ケアの学習に終始することを余儀なくされ,思春期教育を実践するには,期間的にも習熟度的にも困難な状況である。
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