連載 抱っこ改造講座 自然な身体に出会う12のヒント・1【新連載】
身体に負担をかけない動きとは?
岡田 慎一郎
pp.334-335
発行日 2009年4月25日
Published Date 2009/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101417
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連載のはじめに
私は現在,武術の身体運用理論を参考にした介護技術の実践と研究,執筆を行なっています。育児の専門家ではありませんが,介護技術における身体の使い方の工夫が育児にも活用できる可能性を感じていただけているようで,育児支援講座などで身体の使い方を紹介する機会が増えてきました。また,最近では育児の動きによって身体を痛めてしまった,といった悩みを抱える方からの質問も多く寄せられています。介護と育児,よく見ると対象者の違いはあるものの,動きの質的には共通する要素が実に多いのです。
そこで連載では,育児の動き,特に抱っこを中心に,もともと皆さん自身が持っているさまざまな身体の可能性を引き出すヒントをお伝えしたいと考えています。皆さんの育児動作をより良くするために,少しでも参考にしていただけたらと思います。
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