連載 りれー随筆・266
産後の母子ケアの大切さ
菅谷 成美
1
1千葉西総合病院
pp.166-167
発行日 2007年2月25日
Published Date 2007/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100958
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きっかけは分娩介助の見学
助産師として今年で16年目を迎え,憧れであった助産師の仕事を現在も続けていられることはとても幸せなことだと思っています。職場のスタッフや友人,そして大切な家族に感謝しています。
私が助産師になりたいと思ったのは,看護短大時代の実習で分娩介助を見学したことがきっかけです。助産師が陣痛に苦しむ産婦さんに寄り添い,励まし,そして赤ちゃんを取り上げている姿にただただ感激!「赤ちゃんにとっては生まれてくるとき,初めて触れられるのは助産師の手なんだなあ……」と実感しました。生命誕生の場に立ち会える助産師の仕事は何て素晴らしいのだろう,私も助産師になりたい!と強く決意したのです。
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