連載 「わかる」から「できる!」に変わる臨床研修・5
チーム方式の組み合わせ
芳賀 美喜
1
,
坂上 とし子
2
1日本赤十字社医療センター分娩室
2日本赤十字社医療センター105棟
pp.156-162
発行日 2007年2月25日
Published Date 2007/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100956
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はじめに
日赤医療センター周産期部門には160名を超える看護・助産スタッフが働いています。周産期は,分娩室,MFICU,褥棟(105棟,106棟),未熟児室,NICUとそれぞれ連携しているものの,「部署を越えると顔と名前が一致しない」「名前を聞いてもわからない」「各部署との垣根があり,敷居が高いと感じてしまう」などの声が聞かれ,連携がとりにくいと感じることがありました。
そこで,2005年度から周産期全体で「縦割りチーム制」を導入しました。昨年は導入1年目だったため,チームと周産期の委員会をリンクさせていませんでしたが,今年度は委員会を縦割りチームとしても機能させることにし,各委員会が自主的に活動しています。今回は,その取り組みを紹介したいと思います。
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