書評
『助産学研究入門』―エビデンスにもとづく実践をめざして
五十嵐 稔子
1
1京都府立医科大学医学部看護学科
pp.666
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100572
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「病院の方針で,EBMに則って文献検索をし,看護をしなくてはならないんです」。
ある勉強会で,こんな言葉を聞いた。とても困っている様子である。近頃,エビデンスにもとづいた医療・看護が求められているが,実際にはどのような方法で実践すれば良いのだろう。病院の方針でEBMを実践の中に取り込もうとしている例はまだ少ないだろうが,そのうち同じような悩みを抱える看護師・助産師が増えてくることが予想される。
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