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「平成15年度日本助産師会通常総会第59回日本助産師学会」が開催されました
編集室
pp.691
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100576
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去る5月22,23日,茨城県立県民文化センター(水戸市)にて,「平成15年度 日本助産師会通常総会,第59回 日本助産師学会」(学会事務局・日本助産師会茨城県支部)が開催されました。
日本助産師会茨城支部・川ます子支部長,日本助産師会・近藤潤子会長の挨拶などを経て,議長団選出や委員会報告,予算案審議などが行なわれました。男性助産師問題は結論が出ず,引き続き各支部で話し合い,2年後の総会で方向性を打ち出すとのことです。また,各専門部会集会の結果が報告されました。助産所部会は「分娩取り扱い基準を逸脱しないことを徹底させる。そして,後進への技の伝承も自分たちに課せられた問題として意識する」,保健指導部会からは「第1次ベビーブームの世代が更年期に入る昨今,その支援も視野に入れる。また,保健部会のない支部もあり,どう足並みを揃えるのかも大切な課題」といった,取り組みの方向性が示されました。勤務助産師部会はグループワークを行ない,「魅力ある研修会を望む声や,技の伝承を渇望する声があがった」とのこと。また,「混合病棟化していくことや,感染の問題」も懸案事項としてあげられました。
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