特集 周産期に子どもを亡くした家族に寄り添う
医療者の心無い言葉・嬉しかった言葉―活動から見えてきたもの
石井 慶子
1,2
1天使の保護者ルカの会・お空の天使パパ&ママの会(WAIS)
2目白大学大学院心理学研究科現代社会心理専攻
pp.942-945
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100427
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
体験者の語り 活動からの観察
私は,流産・死産・新生児死の体験者を支援する自助グループ「お空の天使パパ&ママの会(WAIS)関東支部」(http://www.h4.dion.ne.jp/~wais.kt/)の体験者メンバーとして活動している。このグループでは,2002年以降,「天使の保護者会」というセルフヘルプミーティングを開催し,2004年からは,聖路加看護大学看護実践開発センターの「天使の保護者ルカの会」へも協働参加している。両グループでの合計59回の体験者の分かち合いの会で,のべ200人以上の体験者と接してきた(2006年8月現在)。
また,私は,死別体験者の支援を志してから,現在まで,カウンセリングの学びを続けている。現在は,社会心理を専攻する院生として,死別体験やセルフヘルプグループをテーマに,援助に関する学びを続けている。
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.