インターホン
久しぶりに聞いた嬉しい言葉
河嵜 秀子
1
1国立呉病院
pp.427
発行日 1979年6月25日
Published Date 1979/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205569
- 有料閲覧
- 文献概要
昭和49年末より50年3月に呉市某産婦人科で発生したサルモネラ事件以来,わが産婦人科病棟での分娩件数は表のごとくうなぎのぼりの増加を続けている。開業医での分娩件数が減少しているかどうか,実数として把握していないので正確なことは言えないが,噂によると,その分だけ国立にまわっているとか。里帰りや周辺郡部からの出産者を除いたとしても,呉市の出生数が同表だから,やはり開業医からまわってきていると考えるのも妥当のようである。
さて,入院時のアナムネーゼ聴取の折,経産婦で前回開業医で出産した人や,途中から転院している人に,なぜ国立を選んだのかと聞いてみると答えは大体以下のようである。
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.