連載 新しい病院出産 院内助産院“助産科”は,こうして生まれた・6
院内助産システムを運営するためのスキル
高橋 八重子
1
,
石村 朱美
1
1佐野病院助産科
pp.540-545
発行日 2006年6月1日
Published Date 2006/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100132
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今,助産科で入院中のママは20歳のHさん。横の部屋で乳房マッサージをしてもらっているところで,若手助産師の有岡さんの笑い声も聞こえてきます。元気でお話の大好きなHさんは私たちを「○○のおばさん」と呼んでいます。彼女から見るとお母さんの年代の私たち。おばさんと呼ばれても全然気になりません。私たちも娘のような気持ちで彼女に接しています。
助産科システム始めてみたものの
マタニティケアルームとして筆者2人でスタートした当時を振り返ると,まだ妊婦さんをそのような気持で迎える余裕がなかったように思います。
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