連載 新しい病院出産 院内助産院“助産科”は,こうして生まれた・8【最終回】
院内助産院の将来構想
石村 朱美
1
,
高橋 八重子
1
1(医)佐野病院
pp.714-718
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100382
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チーム助産形式の発足
表1は助産科が独立してからの3年間,常に考え続け,いろいろなところで発表してきたものです。そして今年の4月1日からメンバーが3人増え,7人の体制を組むことができました。4人と3人の2チームで行なう,チーム助産形式です。夜勤も待機も導入し,365日いつも助産科助産師が病院に居る体制をとりました。新しいメンバーが加わったことで,また1歩前進できそうな予感がします。
佐野式バースセンター
また,5階フロアーの産婦人科病棟を,産科だけの佐野式バースセンターにすることも検討中で,6~7月ごろには改築が行なわれる予定です。その時点で看護部と並行した部署として,「助産科」から「助産部」へと昇格させたいと思っています。とにかく初めてのことばかりですが,皆で力を合せて困難を克服していきたいと思っています。
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