連載 ひきこもり状態にある本人と家族への訪問支援 こころの扉が開くとき・9
社会とのつながりが維持されるのを見守る
船越 明子
1
1神戸市看護大学
pp.346-350
発行日 2024年8月10日
Published Date 2024/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664202090
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連載第8回では、「レベル6:活動範囲・関係性を拡大させる」ことについて、生活上の困りごとや希望に対処することを通して、ひきこもり状態にある本人が少しずつ活動範囲・関係性を拡大することができるような工夫を紹介した。本人をどこにつなげるかという次のステップを考えることが重要であった。今回は、レベル7として、ひきこもりを経験した人が、自分なりの社会参加のあり方を見出すことができるようになった時の訪問支援を取り上げたい(表1)。
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