連載 「おも★けん!」新任期でもできる!おもしろ健康教育のつくり方・18【最終回】
アイデアのスイッチ—創造性を高める技術を学ぼう
伊藤 純子
1
,
高橋 佐和子
2
,
一般社団法人おもしろ健康教育研究所
1聖隷クリストファー大学看護学部
2神奈川県立保健福祉大学看護学科
pp.1006-1010
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201783
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オンリーワンの解決策を見つけるために!必須装備の「創造技法」
最近,看護系の学会やイベントなどで,「創造性」という言葉をよく目にします。「創造+課題解決」のようにセットで扱われることが多いのですが,そもそも創造とは,これまでにないやり方や方法を生み出すことです。
公衆衛生看護で扱う課題には,臨床看護におけるクリティカルパスや標準看護計画のようなツールがありません。地域の課題は個別性が高く,オーダーメイドで解決方法を考えなくてはならないからです。そのため,保健師こそ,創造のための技術「創造技法」を身に付ける必要があるのです。
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