連載 健康インセンティブ制度見聞録・4
―福岡県北九州市―社会福祉協議会のネットワークを利用
西内 義雄
,
仲山 智恵
1
,
古野 由美子
1
,
柏木 知佳子
1
1北九州市保健福祉局健康医療部健康推進課
pp.350-355
発行日 2017年4月10日
Published Date 2017/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200675
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健康マイレージ制度の開始から7年で参加者が5倍以上に
九州では福岡市に次ぐ第2の都市・北九州市。人口約96万人の,九州で最初の政令指定都市である。行政区は,門司,小倉北,小倉南,若松,八幡東,八幡西,戸畑の7つに分かれている。
通常,このような大きな都市になると,保健行政側の声は市民に届きにくいものだ。いくら行政区で保健師が現場に出ていっても,出会える人の数に限界がある。東京の都市部と同様,働き盛りの成人男性などは保健師という仕事があること自体知らないと思われる。
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