特集 これからの結核対策―地域連携による支援をめざして
扉
pp.899
発行日 2016年11月10日
Published Date 2016/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200556
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年間約2万人の新規患者が発生する結核は減少傾向にあるものの,依然としてわが国の主要な感染症である。多剤耐性結核菌の発生,外国人や住所不定者等の感染,集団による感染など,新たな課題も見られている。このような実態から,早期発見・早期対応が重要であり,保健所等が地域の他機関と連携した包括的な対策が求められる。本特集では結核を取り巻く現状を整理するとともに,保健所での取り組み事例を交え,これからの結核対策を展望する。
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