連載 現場の疑問に答える 地域づくり型保健活動 Q&A・9
学生実習と実践でのワークショップとの違いはどこにありますか?
岩永 俊博
1
1健康なまちづくり支援ネットワーク
pp.774-777
発行日 2016年9月10日
Published Date 2016/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200526
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前回まで,学生実習での地域づくり型保健活動の進め方を段階ごとに説明してきました。この,「段階を追って進む」という方法は,実践の場で住民と行政とが参加して行うワークショップでも,市民グループの話し合いでも,どんな場面でも同じです。その1つの例として,学生実習の場面を例にして説明していると思ってください。ただ,実践場面と実習場面では,いくつかの相違点もあります。
今回は,前回各グループで出されたいくつかの「実現すべき健やかな暮らしの姿」のイメージから1つを選んで,それを実現するための条件を考える段階について説明します。つまり,表1で示した⑤の段階です。
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