特集 看護学実習 教員・指導者・学生,三者の体験から
第3部 「経験型実習教育」を探求して
福岡県立大学看護学部の取り組み
臨床実習指導者とともに取り組んだワークショップ
村島 さい子
1
,
中津川 順子
1
,
安永 薫梨
1
,
安田 妙子
1
,
松枝 美智子
1
1福岡県立大学看護学部
pp.1021-1027
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100171
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
福岡県立大学看護学部(以下,本学)では,早期実習を導入し,1年次より各セメスターに1回以上の実習を組んでいる。精神看護実習は,2年次の後期に計画されている2週間の実習である。初回の実習は,開設後2年目に,4施設で行われた。この実習指導を担当する教員たちは,精神看護学領域の専門でない教員が大半で,また,実習施設の側も4年制大学生を受け入れるのが初めてであった。
そこで,実習指導に当たる教員と臨床実習指導者が実習前からお互いに知り合い,協力して実習指導が行えるようにという願いのもとに,実習に先立って,ワークショップを開催したので,その内容の一部を紹介したい。
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.