連載 現場の疑問に答える 地域づくり型保健活動 Q&A・4
「問題を分けて考える」とはどういうことですか?
岩永 俊博
1
1健康なまちづくり支援ネットワーク
pp.338-341
発行日 2016年4月10日
Published Date 2016/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200423
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前回は問題の類型化の例として,「発生型」「探索型」「設定型」という3つの類型を紹介しました。もちろん,「問題」が,すべて1つの型に類型化されるということではなく,「誰の問題なのか」「問題を何のために認識するか」によっても型は違ってきます。
ではなぜ「問題の類型」にこだわるのでしょうか。「問題」は解決しなければなりませんが,その解決の手順が,問題の種類によって異なるからです。このことについては,問題の類型についてもう少し提示した後に考えてみることにします。
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