連載 現場の疑問に答える 地域づくり型保健活動 Q&A・1【新連載】
「地域の課題」をとらえるとはどういうことですか?
岩永 俊博
1
1健康なまちづくり支援ネットワーク
pp.68-71
発行日 2016年1月10日
Published Date 2016/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200358
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連載のはじめに
日常の業務や活動,事業などを進めていて,悩むことはありませんか。「いまのやり方でいいのだろうか」「このまま続けていていいのだろうか」「自分のやっていることは本当に住民のためになっているのだろうか」「そもそも何のためにやっているのだろうか」「本当に住民との協働になっているのだろうか」「他分野との協働はどうなのだろうか」などなど。
そのような悩みを見直したり,考えてみたりする進め方,考え方として,2013年4月から2014年6月まで15回にわたり,本誌で「地域づくり型保健活動の考え方と進め方」というタイトルで連載しました。
その後,その連載に対していろいろな方から質問やご意見などをいただく中で,私か伝えたかったことが十分伝わっていない面もあるのではないかと思いました。そこで,もう一度,私からいくつかの点について問題提起をして,それに対してさらにご意見をいただき,本当はどう考えるべきかを探していくことができればと思います。
ただ,今回の内容では,前回の連載を振り返らないと,場合によってはわかりにくかったりするかもしれません。しかし,最終的には今回の連載だけでわかっていただけるように努力したいと思っていますので,今回の連載を読み進める過程では,一部分だけを読んで,わかったとかわからないとかをあまり気にせずに読み進めていただければと思います。また,途中でわかりにくい点や疑問点などありましたら,いつでも編集部宛に投げかけていただきたいと思います。
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