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地域の力で高齢者を元気にしたい!―東京都あきる野市「地域イキイキ元気づくり事業」の取り組み/地域ぐるみで笑顔あふれる健康づくり―地域イキイキ元気づくり事業での取り組み
葛西 和可子
1
,
岡村 とも子
1
,
中嶋 治子
1
,
吉崎 純子
1
,
大木 直子
1
,
寺山 奈見
1
,
雨宮 綾子
1
,
山本 光
1
1東京都あきる野市福祉部健康課
pp.563-565,608-612
発行日 2007年7月10日
Published Date 2007/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100814
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B型機能訓練として始まった「地域イキイキ元気づくり事業」。住民同士のつながりを意識した事業展開で開催希望が相次ぎ,いまや42か所の会場で毎月活動が行われるまでになった。住民を巻き込み,高齢者を笑顔にする取り組みが,市全体に広がっている。
あきる野市の概況
あきる野市は1995(平成7)年に秋川市と五日市町が合併し「あきる野市」として誕生しました。東京都心から西に40~50km圏に位置しています。秋川と平井川の2つの川が市内を流れ,緩やかな丘陵に囲まれた平坦部と,奥多摩の山々に連なる山間部とに分かれています。市街地は平坦部の2つの川沿いに形成されています。
人口統計は2007年1月現在8万181人,高齢化率20.3%です。自然環境に恵まれながらも都心に約1時間で移動できるという利便性からか,市街地には若い世帯が多く住み,子どもの数も横ばいを保っています。逆に山間部は高齢化が目立ち,地域によっては高齢化率が30%を超えるところもあります。
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