連載 もう一度学ぶ状況設定問題・10【最終回】
産業保健―労働者の生活実態に合った保健指導
荒木田 美香子
1
1国際医療福祉大学小田原保健医療学部
pp.909-912
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200015
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設問
Aさんは,精密機械の製造業に15年間勤務している35歳の男性で,1人暮らし。定期健康診断の結果説明のために,会社の保健師がAさんを呼び出した。定期健康診断で中性脂肪が180mg/dLであったが,ほかに特別な所見はなかった。問診では,喫煙20本/日,運動習慣はなく,月平均の残業時間は80時間で,帰宅後22時ごろに夕食とアルコールを摂取する生活をしていた。疲労感の訴えもあった。(第93回保健師国家試験問題を改変)
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