母子保健計画策定に向けた地域診断プロセスを学ぶ―母子愛育会全国ブロック研修（関東ブロック）開催

健やか親子21の次期計画と母子保健計画

　さる6月19・20日，恩賜財団母子愛育会主催の全国ブロック研修（関東ブロック）が，東京都港区の母子愛育会研修室で開催された。研修のテーマは「『健やか親子21』の最終評価・次期計画づくり」。都道府県や市町村で「健やか親子21」計画や母子保健計画づくりに関わる保健師・事務職が参加した。

　折しも6月17日には，厚生労働省から都道府県・政令市・特別区宛に，来年度開始の「健やか親子21」（第2次）推進に向けて母子保健計画の策定を求める雇用均等・児童家庭局長通知（母子保健計画策定指針）が発出されている。研修の初日に行われた同省母子保健課の桑島昭文課長の講義では，健やか親子21の最終評価と次期計画についての情報提供とともに，自治体での母子保健計画策定への期待が述べられた。