連載 「困りごと」から考える 地域づくり型保健活動の考え方と進め方・12
第1段階から第2段階へ
岩永 俊博
1
1ヘルスプロモーション研究センター
pp.250-253
発行日 2014年3月10日
Published Date 2014/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102375
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前回は,参加的目的描写法のワークショップの第1段階について,参加者の戸惑いの様子や,戸惑いへの対応などを例示しました。また,抽象的な表現やイメージをみんなで出し合うのではなく,誰かが出したイメージを実現するために必要な条件を探すような話し合いに落ち込んでいる例を示しました。
今回も,もう少しこの第1段階について解説します。この段階は,自分たちのめざす姿を共有する出発点として,重要な段階と言えるからです。この段階での進め方にはある程度の丁寧さと,ある程度の大胆さが必要です。
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