特集② 現場のジレンマと向き合う技法 倫理的意思決定の「4ステップモデル」を活用しよう!
倫理教育プログラムの教育効果―新採用保健師・指導保健師の研修会の経験から
岡 利香
1
,
西原 洋子
1
,
大森 純子
2
1横浜市健康福祉局福祉保健課
2聖路加看護大学地域看護学
pp.164-167
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100935
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
横浜市では,新任期研修と指導保健師研修に4ステップモデルを活用した事例検討を導入している。それまで新人は先輩に相談できずに悩んだり,トレーナーは新人の状況を理解しつつも,業務に追われて関わる時間を確保できない状態であった。しかし,4ステップモデルによる事例検討を研修に取り入れ,また,新人が自分の事例をトレーナーと分析する宿題も用意したところ,新人・トレーナーに大きな研修効果があった。また,保健師の活動を表現するツールとしても活用できることが実感された。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.